海外に旅行に行く際には、だいたい一冊か、二冊ぐらいは
本を持っていくのですが、今年の夏にラオスに行った際には
本はいつでも読めるからと何も持って行きませんでした。
http://usami.ameblo.jp/usami/entry-10040976744.html
ストイックな旅に本は要らない、と思っていたはずが
結局、現地の山の中のロッジの片隅に一冊だけあった
日本語の本を手にとってしまいました。
その本がコレ。
- ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)/高野 秀行
¥450 Amazon.co.jp
昔の本?いえいえ、昨年出たばかりの最近の本です。
ミャンマーというほとんど鎖国状態の国を江戸時代に
なぞらえて面白おかしくでも判りやすく紹介(?)しています。
歴史のアナロジーというか、似たようなことが
異なる地域、時代を超えて起きているんだなぁと
ちょっと不思議に思います。
読み進めながら、なんかこの著者の名前って
聞いたことあるなぁと思ったら、以前ブログでも
http://usami.ameblo.jp/usami/day-20061002.html
紹介した「ワセダ三畳青春記 」の著者でした。
どおりで面白いはず。
ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)/高野 秀行
¥580 Amazon.co.jp
早稲田大学探検部の有名人である著者の
はちゃめちゃブリが最高でした。
■今日の名言
「歴史から教訓を学ばぬ者は、過ちを繰り返して滅びる」
(ウィンストン・チャーチル)