社会人に入ってすぐの頃、ベンチャーキャピタリストに
あこがれた時期がある。
ただその当時転職活動などをしてみて思ったのは
結局のところ、トラックレコードが無ければなかなか
自分が思うようなキャピタリストには
なれないんだなぁということ。
結局、当時は、であれば35歳まではとにかくひたすら
事業サイドで結果を出すまで頑張ろうと思い、ひたすら
事業サイドで結果を出すことに集中し、今に至っている。
結果、今になって思うと、現状ではもうVCかどうかってのは
もうどうでもいいレベルの問題になり、それよりも自分が
関わった事業をいかに成功に導くか、自分の周りの人を
いかに育てるか、というところに自分の興味が移っている。
それに今僕がやっているのは、ECナビ、CAのそれぞれ
合わせて8つの事業をどうやって事業を成長させられるか、
また事業を成長させられるリーダーをどうやって育てるか、
そういうチームをどうやって創るか。
でも実はこれって僕が本来やりたかったことにかなり
近い仕事内容。
昔はその仕事内容をするためにはベンチャーキャピタリストに
なるしか方法がないと思っていたけれど、実は他にも手段が
あった。
こういうことって結構あると思う。
手段を知らないがゆえに手段が目的化してしまい、
本質を見失ってしまうこと。
だからこそ重要なのは手段についてはニュートラルに
出来るだけ本質を見極めること。
自分にとって一番ぶれない何かを見つけることが
自己分析において一番重要なんだと思う。
自分を規定するのは自分なのだから。
■今日の名言
「物事を成就するより、目標を放棄する
口実を見つけ出すほうが好きな人間が多い。」
(アール・ナイチンゲール)