今Qの全社目標の1つに


「情報共有インフラ構築」


というものがあります。




事業部制を進めていくなかでどうしても事業部間で


情報の共有が進まず、組織ビジョンに対して現状が


大きく乖離しているおりこれを解消するためにこの目標を


全社目標に入れ、その実行を推進していくために


「組織ビジョン推進委員会」という組織を横断して


任意で誰もが参加できる横串の委員会を


今Qに立ち上げました。





正直言ってこの委員会で社内SNSの導入が出来れば


いいなぁと思っていたのですが、やはり参加メンバー、


ひいては全社的な納得度が必要と思い、


・そもそも組織ビジョンとは何か


・そして現状とその組織ビジョンとで大きくギャップとなっているものが何か。


・そのギャップを埋める対策として何をすべきか


ということをこの組織ビジョン推進委員会で議論しました。





それによって見えてきたのは、そもそもツールで解決するより前に


社内の意識を変える必要があるのではということでした。





具体的にはECナビのクリードの中にもある


『摩擦を恐れるな。熱い議論から進歩は生まれる』


という行動規範が社内には浸透しきっておらず、


こういう状況の中でツールだけ揃えても笛吹けど踊らず、


みたいな状況になりかえないというもの。





こういったことはまさに委員会のメンバーで週1回から


2回程度、自主的に集まっての熱い議論の中から見えて


きました。


僕が最初考えていた意見、最初の落としどころを気にせず


どんどん問題点を言い合い、そこから解をみんなで考え


議論した結果、当初の想定とは違う手段が見えてきたのは


何だか皮肉な感じがするけれど結果オーライかなぁ(笑)。


だって、良いものは良いわけで、意味無くルールや


先例にとらわれるのはナンセンス。





ただ難しいのはどうやって議論する文化を醸成していくか。


このアクションプランが難しい。


日々の業務の中でなかなか議論がうまれないのはなぜか


ということを考えていたときに、偶然サイボウズの青野社長との


打ち合わせでサイボウズ社内でグループウェア「ガルーン」


どのように利用しているのか、ということを見せてもらったのですが


まさに目からウロコの使い方。


ガルーン上でみんなが活発に議論している!





今まで社内で6年以上サイボウズのグループウェア


使い続けていましたが、ほとんどスケジュール機能しか


使っておらず、本来の情報共有ツールとしての


サイボウズを使いこなさずにいたことに気づきました。





それに今までは社内共有の仕組みとして、社内MLが


良いと思っていたのですが、どうやら議論するには


プッシュ型の社内MLよりも、PULL型のサイボウズオフィス


社内メールのほうが良いようです。





そこで早速、組織ビジョン推進委員会のメンバー9名で


大挙してサイボウズのオフィスに訪問して、実際に


どのようにサイボウズのグループウェアを社内情報共有の


ツールとして、そしてどのように議論がなされているのかを


見学に行ったのですがかなりみんな衝撃だったみたい。


こんな利用方法があったのかって。





ひとりひとりの行動を変えていくのを促進するために


まずはサイボウズを活用した議論のやり方をテスト的に


進めていこうと思います。




いやぁ、改めてサイボウズのすごさを思い知りました。。。




PS.

突然の訪問にもかかわらず我々の変な質問にも快く


対応して頂いたサイボウズの浜田さん、


本当にありがとうございます。


これで少しでもサイボウズの受注が増えますように。。。(笑)