昨日、紹介したこちらの本のつづき。
バフェットの投資原則/ジャネット・ロウ

『ある学校に通う学生は、クラスメートの中から


一人を選び、その子が一生の間に稼ぐ利益の


10%を手に入れることが出来る。しかし、同時に


クラスメートからもう一人を選び、自分が一生に


稼ぐ利益の10%をその子に渡さなければならない。


もしこのような学校が実在し、読者がそこに通って


いたらいったいどんな子を選ぶか?』





バフェットの回答ですが、ちょっと長いですが引用します。




『面白いことにたいていの人は自分にできないことを


基準において考えたりしません。


走り高跳びで2メートル跳べるやつは誰だ、フットボールで


65フィートのロングパスができるやつは誰だ、円周率を


小数点以下300桁くらいまでそらんじているやつは誰だ、


などというkとは考えないんです。


では何を基準に考えるか。


人柄とか性格といったものを総合的に考えて


判断しようとするんです。


しかもそこで問題となる要素は全て自らの手で


獲得できるものばかりです。


大半は習慣の問題だと言っていいでしょう。


私のかつての上司ベンジャミン・グレアムは12歳のとき、


他人が持っている素晴らしい点と、自分でも達成できると


思う素晴らしい点をすべて紙に書き出したそうです。


このリストには、100メートルを9.6秒で走るとか、


走り高跳びで2メートルをクリアするといった超人的な


目標は一切載っていませんでした。


書かれていたのはごく簡単な、でも自分がどんな人間に


なるかを決める重要な項目だったのです。』






習慣。つまり継続してやり続けること。


難しいことをやるのではなく、一度決めたことを


やり続けること。





4月からECナビにもCAにも多くの新人が入社して


それぞれ部署に配属されましたが、


「やったります!」っていう気合だけではなく、


こういう持続的な意思の強さも同時にもって


継続的に自分で決めたことに取り組んでみて欲しい。





継続は力なりです。