ECナビでは本部長になると本の購入に関しては


誰の承認もなく事後報告のみで会社負担でOKと


なる特典があります。





そこで先日、社内の本部長が出席する会議の中で


GWの時間を有効活用するためにも、


時間があれば是非普段はなかなか読めない本も


読むようにして欲しいと何冊か紹介しました。





まず最初に紹介したのがこちらでも何回も


紹介したことのあるこの本。




経営は「実行」―明日から結果を出す鉄則/ラリー・ボシディ
¥1,890 Amazon.co.jp

★★★★★

元GEの副社長のラリー・ボシディがGEやアライド・シグナルで


どうやって『実行』の文化を根付かせたかのノウハウがぎっしり。


ECナビ内にもこのエッセンスを随所に導入しているし、僕の


考えの基本にもなっています。


社内の共通言語としてこちらは必読です。


ちなみに共著者であるラム・チャランの本も結構好きです。


リーダーを育てる会社 つぶす会社 グロービス選書/ラム・チャラン
★★★★★


GE式のリーダー育成方法について。これもかなり参考になります。



ビジネスの極意は、インドの露天商に学べ!

ラム チャラン, Ram Charan, 山岡 洋一

★★★★☆


表紙はイマイチですが(苦笑)、経営を露天商に


例えて判りやすく説明してます。










次の一冊はこの一冊。


柔道ストラテジー/デイビッド・ヨフィー
¥1,995 Amazon.co.jp

★★★★★


この本はもともとグロービスの小林さんのブログで


紹介されていて読んだのですが、これも名著です!


新規事業やベンチャー企業においてどうやって


既存の大企業や既存市場で大きさで圧倒する


ライバル企業を出し抜き、打ち勝つかの実例が


さまざまに紹介されてます。


このデビッド・ヨッフィーによる下記は当初


柔道ストラテジーで進めていたネットスケープが


徐々に相撲ストラテジーに変わっていたリアルな実例。


食うか食われるか ネットスケープvs.マイクロソフト

マイケル クスマノ, デイビッド ヨッフィー, Michael A. Cusumano, David B. Yoffie, 松浦 秀明

★★★★☆


あわせてこのあたりも一緒に読むと更に面白い。


マイクロソフト・ウェイ―5%の超秀才たちが描く勝利への方程式

ランダル・E. ストロス, Randall E. Stross, 小舘 光正

★★★★☆


マイクロソフトCEO バルマー 世界「最強」の経営者

フレデリック・アラン・マクスウェル, 遠野 和人

★★★★☆




最後にこちら。

キャズム/ジェフリー・ムーア
¥2,100 Amazon.co.jp
★★★★★

ハイテク製品を成功に導くマーケティングの基本として


有名な本ですが、インターネットビジネスにも十分応用可能。


特に最近のWeb2.0系ビジネス(?)をやるときには必読。


サービスのライフサイクルとその段階でターゲットとなる


利用ユーザーが違うということを認識し、そのキャズムを


乗り越えるには難しい決断が必要とある。


これとあわせて読むといいのが以下の数冊。



ゴリラゲーム ― 株式投資の黄金律

★★★★★


ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか

★★★★★

「みんなの意見」は案外正しい/小高 尚子
★★★★☆





3冊だけ紹介するつもりが付随的に増えてしまいました。。。


知識は点じゃなくて、面で理解することで更に深い知恵に


なっていくもの。


興味がある人はどんどん読んでみて欲しいです。