経営者として僕が心がけていることは、


出来るだけ「生の情報」を仕入れることと


「一次体験」を心掛けること。





インターネットによって二次情報、三次情報を


得やすくなった反面、それに依存しすぎて


しまう人も増えているような気がします。





もちろん個人のブログも生の情報のひとつだけれど、


本当に重要な情報ってのは自ら足で稼いで得たり、


自ら体験して得るものだと思う。





一見非効率的に思えるかもしれないけれど、


こういった情報はなにものにも変えがたいもの。


なぜなら自分の目で見て自分の耳で聞いた


「生の情報」には臨場感があるし、説得力がある。





こういった「生の情報」と「一次体験」を世の中の


トレンドと重ならせることによって、自分なりの考えが


出きてくる。





これは事業責任者にとっても同じこと。


事業の責任者は、ともすると目の前の数値ばかりが


気になって周りが見えなくなってしまうことがある。





そういうときは、下記3点をときどき振り返ってみると良いと思う。


・顧客とどれくらいの頻度でどれくらいの時間を使って声を聞いているだろうか。


・現場のメンバーとどれくらいの頻度でどれくらいの時間を使って声を聞いているだろうか。


・競合企業とどれくらいの頻度でどれくらいの時間を使って会っているだろうか。





よくよく見てみるとこれってマーケティングで言う


3C(Customer、Company、Competitor)、そのもの。


なんだかぐるっと回ってスタートラインに戻った気がするけれど


やっぱり基本は重要ってことなんだよね。






という訳で、僕が社会人になって読み込んだ


最初のマーケティング関係の本を紹介します。


新版 MBAマネジメント・ブック/グロービス・マネジメント・インスティテュート
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レビューの中でも書かれていますが、基本的には


マーケティング関係の基礎知識がある人向けですが、


辞書的な形で振り返ってみるにはこういうコンパクトな


本はお勧めです。