最近、会社のビジョンを考えるにあたって


創業時の想いって何だったのか、といことをよく考えている。





『世界を変えるようなサービスを創りだしたい。』

何をやるかは正直どうでも良かった。それよりもこの可能性のある


インターネットというフィールドで自分たちが世界を変えるようなことを


やってみたい、そんな感じだった。






そして世界を変えるようなことを


『心地よい緊張感の中、ワクワク感を感じながら


仕事に取り組み、積極的に新しいことに挑戦してゆく』


組織で実現していきたいと思っていた。






こうした想いってのはもちろん勝手に沸いて出てきたものではなく


いろんな人や出来事に影響受けて徐々に形づくられたものでは


あるのだけれど、実はもっとも影響を受けたのは


『トム・ピーターズの経営破壊』という本。


トム ピーターズ, Tom Peters, 平野 勇夫

トム・ピーターズの経営破壊



大学時代にふと手に取った本だったんだけれど、読んでみて


ほんとうに衝撃だった。

あぁ、こういう会社を自分は創りたいんだなぁということを

実例を交えながらすごく具体的にイメージすることが

出来た本。


そしてこのイメージのまま今に至っています。





ちなみに目次はこれ。


第1章 「変革」を超えてあらゆるものを「廃棄」しよう
第2章 「分権制」を超えて組織を解体し想像力を解き放とう
第3章 「権限付与」を超えてすべての仕事を「ビジネス」に変えよう
第4章 「忠誠心」を超えてフリーランサーの考え方を身につけよう
第5章 「組織の解体」を超えて「ローラデックス型企業」を創ろう
第6章 「リエンジニアリング」を超えて「企業トークショー」を演じよう
第7章 「学習」を超えて「けったいな会社」を創ろう
第8章 TQMを超えて「WOW!」をめざそう
第9章 「変革」を超えて(再説)「永久革命」をめざそう




今でもこの本は自宅でときどき目を通すことがある。


自分が創業時の想いとぶれてないかどうかを確かめるために。


久しぶりにまたこの土日に読み直してみようと思う。