息子と二人で久しぶりに映画館にいってきました。
で、見たのが『不都合な真実 』。
地球温暖化がいかに進んできているのか、
そしてほっておくとそれが次の世代のときに
果たしてどのような影響を及ぼすのか。
息子と観にいっただけに、次の世代に僕らは
どうやってこの美しい地球を残していくのかと
いうことを深く考えさせられました。
映画のなかに有名な「ゆでガエル」の話が出てきました。
カエルを熱いお湯のなかに入れると直ぐに飛び跳ねて
逃げてしまうが、水の状態からから徐々に温めると
逃げ出すきっかけを失い、やがて命を落としてしまうというもの。
この話は以前、会社が変わらなきゃと思ったときに
書いたエントリーでも紹介した話ですが
http://usami.ameblo.jp/entry-98c829d5c18c016187d3ac3c84253959.html
それだけにすごく納得できた。
あまりにもゆっくりと地球環境が変化しているので
この変化に気づかない人が多いけれど、このままでは
次の世代のときには人類そのものがゆでガエルに
なってしまうかもしれない。
まずは今すぐ自分ひとりで出来ることを
やり続けること。
そして映画のエンディングロールにもあったように
まずはこの危機感をみんなで共有していくこと。
ぜひぜひいろんな人に見て欲しいと思った作品でした。
まだの方はぜひ。
文明の繁栄と地球環境について書かれた名著として
こちらもお勧めです。
地球上で過去に栄えた文明がどうやって滅亡していったのか、
その理由はなにかということを、境被害、気候変動、近隣の
敵対集団、友好的な取引相手、環境問題に対する社会の対応
という5つの視点でまとめたもの。
「不都合な真実」では、『今』についての危機感を持つことが
出来るけれど、この本を読むと『過去』の文明の崩壊が
今、直面している問題と同じものだということがわかる。
今こそ僕たちは歴史に学ぶときが来ていると思う。
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