ようやく昨日でWeb2.0summitが終了しました。


ちなみに行く前までは、web2.0 conferenceだったのが、


会場ではなぜか名前が変わってweb2.0 summitになってました。。。


高級感を出すためでしょうか?(笑)


web2.0 summit



web2.0 summit



web2.0 summit


内容に関しては既にいろいろなニュースサイトで


報道されているのでそちらを読んでもらうとして


(一緒に出張で行った関口氏のブログにまとめてあります。

http://ameblo.jp/codeblue/entry-10019740636.html  )


僕個人の感想としては、一言で言うと非常にしんどいカンファレンスでした。



というのも、今回のカンファレンスのセッションではプレゼン資料を


用いたものはほとんどなく、ティム・オライリーとジョン・バッテルの二人を


モデレーターとしてさまざまな企業の創業者やCEOクラスとの


ディスカッションというか、質疑応答形式がほとんどで、


細かいニュアンスはもちろんのこと、大枠さえ理解するのが


やっとの状態で、後からニュースサイトを見てようやく


「あー、そういうことだったのね」という状況でした汗


ただなんと言うか、その会場での空気感を体感出来たのは


大きな収穫でした。なかなか言葉には表せないのですが。。。




というわけで、表題のとおり今回のカンファレンスに出ての僕なりに


見たこと、聞いたこと、感じたことを主観も入り混じった形で


箇条書きにて紹介すると、


・参加者は総勢1500~2000人程度。5000人がキャパオーバーで申し込みから溢れた。


・今までに出たカンファレンス(ETECH、SES等)と比べてやはり参加者層はGeekじゃなくて圧倒的にSuit。実際のスーツは20%程度で残りはラフな格好ではあるけれどチノパンにシャツ姿ですが。Tシャツ姿はほとんど見ない。


・見るからに頭の良さそうな人が多い。そしてなぜかえらそうな人は前頭部がぴかぴかしている。。。


・日本人は総勢15~20名くらい。野村総研、富士通総研、日立、伊藤忠、ベンチャーリパブリック、インプレス、インフォテリア、リクルート、電通パブリックリレーションズ、C2CUBE、ECナビ。実際にベンチャーをやっている人よりもその周辺事業者のほうが多い。


・CGMという言葉はほとんど聞かず、User Generated Contentsが頻繁に言われていた。


・検索周りはまだまだホット。


・amazonのEC2、S3は良さそう。


・Web2.0系ベンチャーの出口は、IPOよりもバイアウトに。


・アメリカのネットベンチャー企業のマネジメント層は厚い。日本では20代後半から30代前半が多いが、アメリカでは20代後半から40代まで幅広く、マネジメント層がしっかりしている。


・全体として(ネット事業に関しては)Googleは登り調子、ヤフー下がり目、MSは存在感なし。このトレンドは続きそう。USのヤフーはデベロッパーネットワークなどすごい頑張っているけれど。。。


また今回は一緒に参加した日本人の方といろいろと


情報交換できたのが良かった。


もしかしたらここでの気づきのほうが多かったかも。


★おまけ。


飛び跳ねるように踊っているのはティム・オライリー。


お茶目なおじさんでした。