普段良く行くバーには何冊かの絵本が置いてある。
大竹 伸朗
なんと、この大竹伸朗の展覧会が東京現代美術館でやっているとの
ことで、早速行って来ました。
正直言って、行くまでは全然期待していなかったのですが、
彼の小学校時代の作品から今に至る作品まで2000点以上が
展示されており、時間も忘れて見入ってしまいました。
というか、2000点って一日じゃ見切れません。。。
しかも種類も油絵だけではなく、ガラクタ、ゴミをたくみに使ったコラージュ、
スクラップブック、ネオン、演奏機(?)、ロボット(?)など
幅広い作品があり、ただただ圧倒されます。
さて、更に昨日はうれしいことに、その大竹さんと脳科学者の
茂木健一郎氏のトークセッションまでありました。
というわけで聞いてきたメモをそのままここで紹介します。
このメモは彼らのセッションの中で僕の心に響いた一言です。
前後の脈絡がないとわかり辛いかもしれませんが、
そこは行間を読んでみてくださいm(__)m
・才能とは過剰
・溢れ出るもの
・楽なほうをとろうとするとこれでいいのかと内なる声が
・アートとは作って壊すもの
・するり逃げていく
・本来人間は自由
・つまらないと言う人間は自分で自分をつまんなくしている。自分で面白くすればいい
・世の中理不尽
・理不尽に対抗するには手を動かすしかない
・想いの強さ
・羽根を動かし続けるしかない
・習慣化しないと見えないものがある
・最初の三分の1がつらい
・キッチュな日本
・浪人してなかったら駄目な人間になってた
・自分一人の力で
・学校は反面教師
・本物は脈絡ないところから出てくる
・無意識との対話
・今の科学には感動がない
・サイエンスとテクノロジーは違う
・絵の秘密は適当さにある
・すきなことやるのにスランプはない
・描いていくことで解決していく
ぜひお時間ある人は大竹伸朗全景に行ってみることをお勧めします。
東京都現代美術館
2006年10月14日(土)→12月24日(日)月曜休館
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)