先日、とある飲み会の席で、この言葉「鳴かぬなら・・・」の次に続く言葉で


しっくり来るのは何だろうかっていう話が出た。


もちろん信長や秀吉、家康の性格を例えるものとして


  鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす   信長
  鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ほととぎす 秀吉
  鳴かぬなら 鳴くまでまとう ほととぎす  家康

があるけれど、もし僕だったらどう詠むだろうか?とふと考え込んで


とっさに出てきたのが


  鳴かぬなら 鳴いてみせよう ほととぎす


でした。




このほととぎすを「人」に置き換えて考えてみると


他の人を変えさせるよりも自分を変える、ということ。


世の中には思い通りにならないことが多いけれど


それに振り回されてしまっては余計イライラして


健康にも悪い。


それよりもコントロールできないものを無理に


コントロールしようとするのではなく、一番身近な


自分を変えていくほうがいいと普段から


考えていることもあってとっさに出てきた言葉にしては


いい言葉だったなぁと自画自賛していたのですが(苦笑)、


帰宅後、その場の一人がこの「鳴いてみせよう」というのは、


すでに前田利家が言っていたようですと教えてくれました。


http://www.hokkoku.co.jp/tokusyuu/jyosetsu/20000120.html


残念あせる


それにしても先人は偉大ですね。



ちなみにこんなものもあるそうです。


  鳴かぬなら 逃がしてしまえ ホトトギス


こちらは、明智光秀らしい。



語源の詳細はこちら。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=739158&rev=1




史実とは異なるかもしれませんが、性格診断のひとつとして


どれが自分にしっくりくるかというのを考えてみるのも面白いかも。