サイバーエージェントグループでは、クリエイティブスタッフに
向けて様々な第一線で活躍されているクリエイターの人を招いて
社内向けに定期的に講演活動をやっています。
で、今回サイクリカエフェで講師として来た頂いたのが、
息子がラーメンズの大ファンということもあり、何度か
DVDで見たことはあったので、初めて参加してきました。
1996年に大学卒業してからのニート時代から今にいたるまでの
約10年間をトークセッション形式で聞いたのですが、
一番響いたエピソードは、爆笑オンエアバトルに出てからは
今までぜんぜん受けなかった話が急に受けるようになった、
というものでした。
つまり、本人としてはまったく話の内容は
変わっていないけれど、周りから「あの人たちは
面白い人だ」というレッテルが張られるとどんな話題でも
好意的に聞いてくれて笑ってくれるようになった、というもの。
テレビというマスメディアは、こういうそこはかとない合意形成に
非常に強烈なインパクトがあり、だからこそテレビCMには
意味があるわけなのであるが。
でもこれって実は怖いところもある。
例え本当じゃなくても、「あの人は~な人だ」という
レッテルが貼られると、なかなかそれを変えるのは難しい。
いい方向にそれが向いていればいいけれど、
意図せざるタイミングでそれが逆に向かってくると
もうそれは本当悲惨なことになる。
そんなことをつらつらと考えてしまった。
最後にツーショットを撮ってもらったら
「柔道やっているのですか?」と言われてしまった。。。