土日とCAのマネージャー合宿で小田原に行ってきました。


今回は各役員の修羅場経験を通じて得た経験則を


グループディスカッションを通じて、それぞれ考えて


もらうというスタイル。


僕が話をしたのは、MyIDからECナビへと転換したときのことです。



2003年当時、MyIDは懸賞サイトとしては、業界では売り上げではNo1、


規模でも最大級でした。


しかし僕としては、懸賞サイト業界の未来に対しては競争が激化により、


広告単価の下落が起こり、価格競争が起きて、マーケットは今後は


もうそれほど大きくならないだろうとかなり悲観的にみていました。


だからこそまだ業績が好調なうちに、新しい事業モデルに


転換しないとヤバいと。


そういう危機感があったからこそ、価格比較サイトへの転換を決めたわけ


ですが、これを社内で議論し始めたときはほとんどの社員は大反対。


まさに「殿、ご乱心か!?」状態。


なんで業績も好調でうまくいっているのにわざわざリスクをとるのか?とか


うまくいかなかったら誰がリスクをとるのか?など、現状を大きく変える


ことに対して多くの否定的な意見がでてきました。


これをどうやって乗り越えて、ECナビに変えたか。


やったのは大きく3点。


①危機感の共有。


②共有したら部署横断プロジェクトの設置して、毎日主要メンバーで進捗確認。


③どこに向かっていくのかという目標と短期的な戦術と戦略の共有。


こうやって書いたり、話をするとなんだかとっても


当たり前過ぎることですが、でも経営とはこういう基本的なことを


ちゃんとやることなんだと思う。


てな話をしました。



さて、今回の研修では僕自身、藤田さんと話をしながらいろいろと


学ぶものがありました。


そのひとつがシンプルな目標を立てることの重要さ。


今後の僕自身の課題はここかなと思ってます。


難しいことをいかにシンプルな目標とし、


それをスピーディーに実行していくか。


頑張ります。