4月中ごろから書き始めたSNSについての本を共著で書いていたのですが
ようやく完成しました。
- 斉藤 徹, 的場 大輔, 藤井 達人, 川井 拓也, 猪川 知紀, 宇佐美 進典, 在賀 耕平, 宮澤 弦, 伊藤 靖
- SNSビジネス・ガイド Web2.0で変わる顧客マーケティングのルール
ちょっと画像大きすぎ?(笑)
最初は共著だし、書く部分は自分の仕事とも関係しているから大丈夫だろうと
安請け合いして引き受けたのですが、ブログと違って
気軽に書くわけじゃないし、期間も短くて思った以上に大変でした。
最初に編集者の方と打ち合わせしたのが4/13。そこで
企画の概要を聞いて、実際にすぐに準備を始めて約3週間で
第一稿を仕上げたのですが、特に第一稿提出期限の5/3の
直前1週間はほんと死ぬ思いでした。
こんなに文章を書くのが大変だとは思わなかった。
ちなみに最近ブログの更新頻度が落ちたのはそのせいです。
もう文字は書きたくないと。。。(苦笑)。で、現在リハビリ中です。
さて、この本のコンセプトは、日本でもmixiを始めとしたさまざまなSNSが
立ち上がる中、ユーザー視点ではなく、ビジネス視点でさまざまな事例を
もとに、その活用方法やノウハウを提示し、SNSを使ってこんなことが
出来るかも!なんて気づきやアイディアを提供するという本です。
想定ターゲット層は、SNSをビジネスに活用したい人や企業、
ネットビジネスのプロデューサー、新規事業担当者、マーケティ
ング担当者など。
その中でも僕は、特化型SNSについての章を担当しました。
以前、このブログでも特化型SNSについてのメモをいくつか
書きましたが、その辺が元ネタになってます。
http://ameblo.jp/usami/entry-10011586403.html
http://ameblo.jp/usami/entry-10011627816.html
似たような話しがNILSでお会いしたDaveさんのブログで書かれていた。
http://davidtakeuchi.typepad.com/blog/2006/06/youtube.html
第三者的に「どう広がって行くか」ではなく当事者的に「どう広げていくか」を考えた場合、まず自らにとってこの「世の中の意思」を捉えやすいScopeで事業展開するのが正しいのではないか、とも思ったりする。ありていに言えば、Vertical的なアプローチか。
マスから離れてニッチを追求し、再び最後にマスに帰ってくる、という戦略は結構Make Senseすると思うのだがどうだろう。
上記のように書かれているが、まさに僕がこの本の中で
言わんとしているのと同じ。
日本のような小さな市場(英語圏と比較して)では最初からマスを
対象にしたSNSはもう難しいんじゃないか。
特化型SNSから始めて、そこからマスに広がっていく、そういう
アプローチとなると思う。
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